昨日の gungi イベントでお話してきました。

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弊社のエンジニアの id:willnet も感想エントリーを上げてくれています。

http://d.hatena.ne.jp/willnet/20081011/1223731530

同じ会社にいても結構考えていることが違うなーというのがまず第一印象(笑
それが多様性を 「文化」 とするハートレイルズの良いところでもあると思いますが。

昨日はテーマ上自社サービスのことにフォーカスしてお話してきましたが、
ハートレイルズでは一方で受託の仕事にも真剣に取り組んでいます。
(id:willnet は自社サービス志向なので一切受託の仕事はさせていません。)

会社としては今のところ受託開発を止めるつもりは全くなく、
いつか受託開発の楽しさについてはまとめて書きたいと考えていますが、
その理由は簡単に言うと、

1) 受託開発を通してしか得られない経験、スキルがあるから、
2) 技術の提供を通じて他社を盛り立てる喜び

ということに集約される気がします。

1) にはプログラミングやコミュニケーション等のエンジニアとしてのスキル、
また、異なる業種やビジネスのプロセスへの理解等が含まれます。

結果として、もし弊社が受託開発を止めることがあるとすれば、
それは、受託開発と自社サービスとの収益構造が逆転して、
あまりにも受託開発の収益が小さくなってしまったとき、
やむを得ず止める、というようなことかもなーと感じています。
(それでも一定の割合は残したいと考えていますが。)

投資云々に関しては、まあアメリカの方が活発、
ということはあるかもしれませんが、
それでもビジネスモデルや収益予測等の審査がないはずはなく、
日本の会社が投資を受けづらい、というのは違う気がしています。
要は、単に投資を受けたいと思っている会社の熱意不足、
実力不足によるものではないかなーと。

また、自社サービスの収益に関しては、私自身は、
いい物を作ればお金は後からついてくる、とは考えていません。
というより、それはどちらかというと思考停止に属する考え方だと思うので、
いい物を作るのは当たり前のこととして、それをどうお金に結びつけるか、
熟慮に熟慮を重ねなければならないと考えています。

実際問題、弊社の現在の自社サービスからの収益を考えても、
サービスの規模云々より元々のニーズの部分で収益が決まっています。
つまり、それだけ 「何をやるか」 が重要だということです。

今後のハートレイルズの目標としては、受託開発と自社サービス、
自社サービスの中でも収益の見通しが立つサービスと立たないサービス、
そういった微妙かつ難しいバランスを考慮しながら、しっかり収益を立てて、
社員のそれぞれが自分の好きなことを貫けるような会社にしたい、と思っています。
(現時点でも収益を除けばそうなっていると思いますが^^)

以上、ちょっと長くなりましたが、昨日のお話の補足でした。



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